モルガンSの電子金利取引責任者ホワイト氏、シタデルに移籍へ

  • ホワイト氏は電子金利トレーディング責任者を務めていた
  • シタデルはマーケットメークで大手行と競争する体制を整えつつある

米投資銀行モルガン・スタンレーで電子金利トレーディングのグローバル責任者を務めるニコラ・ホワイト氏が、シタデル・セキュリティーズに移籍するために退職する。

  スワップ取引の大部分をクリアリングハウス(決済機関)で処理することなどを義務付ける店頭デリバティブ(金融派生商品)市場改革や、米金融規制改革法(ドッド・フランク法)の積極的な擁護者として知られるシタデルは、スイス最大の銀行UBSグループから2014年に採用したポール・ハミル氏の下で、債券・クレジット商品のマーケットメーク(値付け業務)を行う新設部門の強化に動いている。

  JPモルガン・チェースなどの銀行は、デリバティブと証券のマーケットメーク業務で年間数百億ドルの収入を得ているが、シタデルはこれらの銀行と競争する体制を整えつつある。

  ハミル氏はインタビューでホワイト氏の採用について、「債券のマーケットメーク業務の強化・拡充を目指すわれわれの動きに沿ったものだ。有能なグローバル最高執行責任者(COO)の存在はわれわれの成功にとって極めて重要で、ニコラ(・ホワイト氏)はその経験から見て、今回の職務にうってつけだ」と語った。

  ハミル氏によれば、ホワイト氏は約3カ月後にシタデルで勤務を開始する。モルガン・スタンレーの広報担当マーク・レーク氏は、コメントを控えている。

原題:Nicola White to Leave Morgan Stanley for Citadel Securities (2)(抜粋)

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