欧州株:ストックス600指数、続伸-FRB議長が米利上げに慎重姿勢

30日の欧州株式相場は上昇。指標のストックス欧州600指数は続伸となった。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が世界経済の状況を鑑み、利上げを「慎重に進める」と前日発言したことが背景にある。

  ストックス600指数は前日比1.3%高の341.18で終了。連休入りを翌日に控えた24日までは4日続落となっていた。今月これまでは2.2%上げており、このまま行けば月間ベースの騰落率は昨年11月以来のプラスとなる。年初来の下げ幅は一時の17%から6.7%に縮小した。

  CMCマーケッツの市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏(ロンドン在勤)は前回の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に「出てきたあらゆるタカ派的論調をイエレン議長が押さえつけた」とし、「4月の利上げ懸念は薄れ、6月に利上げがある可能性もやや後退したことで相場が総じて大きく押し上げられた」と語った。

  業種別19指数の中で最も上げたのは資源銘柄。英アングロ・アメリカンの12%上昇が目立った。原油高を背景にエネルギー銘柄も買われた。ノルウェーのシードリルは5.8%上昇。

  個別銘柄では、ドイツの小売り企業メトロが12%上昇。自社を2分割する計画の発表が好感された。

原題:Europe Shares Gain After Yellen Reiterates Rates to Rise Slowly(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE