欧州銀の訴訟リスク消えず、昨年支払額1.4兆円の倍を準備-チャート

2015年に罰金や和解金などの法的費用(発表ベース)が大きかった欧州の銀行上位10行の支払総額は、126億ドル(約1兆4150億円)に上った。米国の経済制裁対象国との違法取引で有罪を認めたフランスの銀行BNPパリバが、米当局への89億7000万ドル(現在の為替レートで約1兆円)の支払いに応じた14年と比較すると、33%減少した計算になる。しかし、16年以降に備える法的費用引当金(同)は、昨年の支払額の約2倍に相当する。ブルームバーグ・インテリジェンスによれば、銀行間金利に関係する民事訴訟や調査、住宅ローン担保証券の販売をめぐり米当局との決着で近く合意する可能性はあるが、米国債や外国為替市場の問題が残されているため、この先何年も法的リスクにつきまとわれる恐れがある。

原題:European Banks Still in the Crosshairs as More Fines Loom: Chart

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