アジア・太平洋株式サマリー:中国株、インド株とも続落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国株式市況】

  29日の中国株式相場は続落。小型株の指数が下落したほか、新たな不動産価格抑制策が販売に悪影響を与えるとの懸念から、不動産銘柄が引き続き売られた。

  上海総合指数は前日比1.3%安の2919.83で終了。保利房地産集団(600048 CH)が2.6%下げて1カ月ぶりの安値を付け、不動産株の指数を押し下げた。金地(集団、600383 CH)は2.2%安。小型株から成る創業板(チャイネクスト)指数は2.1%安と、3週間で最大の値下がりとなった。CSI300指数は1.1%安で引けた。

  上海市や深圳市を含む大都市は先週、不動産価格の上昇を抑えるための措置を打ち出した。こうした動きは投資家心理を損なう恐れがあるとパートナーズ・キャピタル・インターナショナル(香港)が指摘した。

  パートナーズ・キャピタルの温天納(ロナルド・ワン)氏は「不動産市場の規制は株式相場に影響を及ぼす公算が大きい」と指摘。「上海総合指数が節目とされる3000付近で推移する中で、慎重になった投資家はさらなる株式の追加購入を思いとどまっている」と述べた。

  祝日のため25、28両日休場だった香港株式市場は取引を再開した。ハンセン中国企業株(H株)指数は前営業日比0.3%高と、4営業日ぶりに反発して終了。ハンセン指数は0.1%高で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD )
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO )

【インド株式市況】

  29日のインド株式市場では指標のS&P・BSEセンセックスが続落。医薬品株の下げが自動車銘柄の上げを打ち消した。デリバティブ(金融派生商品)の期日を31日に控え、荒い値動きだった。

  医薬品メーカー、ルピンは1年2カ月ぶり安値。米食品医薬品局(FDA)が同社の主要工場の一つの不備を指摘したとのアナリストリポートが響いた。同業のシプラは1年7カ月ぶり安値となり、サン・ファーマシューティカル・インダストリーズは2カ月ぶり安値。自動車メーカーは好調で、マルチ・スズキ・インディアが3週ぶり大幅高。タタ・モーターズは、センセックス構成銘柄の中で上昇率1位だった。

  ムンバイ市場のセンセックスは前日比0.3%安の24900.46で引けた。日中は10回以上、方向を変えた。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  オーストラリア株式市場は前営業日比1.6%安の5004.52。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】 

  韓国総合株価指数は前日比0.6%高の1994.91。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.8%安の8617.35。

(台湾加権指数のグラフ:  TWSE <INDEX> GP D )

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