原油の安さがサウジ経済の重しに-M3減少で消費低迷浮き彫り

サウジアラビア経済を原油安が圧迫している兆しが深まっている。

  中央銀行が28日発表した2月のマネーサプライ(通貨供給量)統計によれば、M3が減少。ブルームバーグがデータ集計を開始した2000年以降で初めてのことだ。サウジ国民が消費を手控え、支出を減らしていることが浮き彫りとなっている。ブルームバーグ調査の中央値では、サウジ経済の成長率は今年1.5%と、少なくとも09年以来の低水準にとどまる見込み。

  カイロの投資銀行EFGヘルメスのマクロ戦略責任者サイモン・キッチン氏は「消費者信頼感の低下が統計に反映されている。原油価格は2-3月に回復したものの、低水準のままであり、可処分所得が圧迫されている。16年に消費者のセンチメントが回復する公算は小さい」と述べている。

原題:Saudi Economy Shows More Signs of Strain as Spending Drops (1)(抜粋)

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