オフショア人民元、続伸-中心レート引き上げや米利上げ観測後退で

香港で取引されているオフショア人民元は29日、対ドルで続伸。米金融当局が注目する個人消費支出(PCE)価格指数の伸びが鈍化したことを背景にドルが下落し、中国人民銀行(中央銀行)が元の中心レートの1週間ぶりの大幅な引き上げを行った。

  中心レート引き上げは4営業日ぶり。2月の米個人消費支出がわずかな増加にとどまったことで、米金融当局が早期の利上げを見送るとの観測が強まり、28日の外国為替市場でドル指数は下げた。

  ブルームバーグの集計データによると、オフショア人民元は香港時間午前9時39分(日本時間同10時39分)現在、前日比0.07%高の1ドル=6.5132元。2日間の上昇率は0.19%となった。中国外国為替取引システム(CFETS)によれば、上海市場で人民元は0.02%高の6.5095元。人民銀は中心レートを0.26%元高方向の6.5060元に設定し、3月18日以来の大幅な引き上げとなった。

原題:Offshore Yuan Gains as PBOC Raises Fixing, Fed Rate Bets Recede(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE