中国:国有企業に北京からの移転促す公算、一極集中是正へ-関係者

  • 北京に中核事業を持たない国有企業の本社を移す方針と関係者
  • 地方にとって国有企業の本社が地元という効果は大きい-汪教授

中国の多くの大手国有企業が本社を置く北京が、これら企業の移転を推進するかもしれない。国内経済の活力を取り戻そうとする習近平国家主席が描く青写真に沿った計画で、北京に中核事業を持たない国有企業の本社を地方に移すというのが狙いだ。事情に詳しい2人の関係者が明らかにした。

  非公開情報だとして関係者が匿名を条件に述べたところによれば、一部国有企業の本社が地方に移転すれば、北京の交通渋滞や公害、混雑が緩和されるばかりでなく、深圳や天津、武漢などの他の1・2級都市の活性化にも寄与することになる。

  中国行政学院の汪玉凱教授は、「どの都市も地域経済活性化のため国有企業の本社がやって来てほしいと考えている。地方の発展にとって国有企業の本社が地元にあるという影響はかなりのものだ。地方の税収が増える上に、雇用も広がり、その都市のイメージ向上につながる」と述べた。

  本社を移転させる企業の数や時期など詳細の多くは明らかではない。国務院国有資産監督管理委員会(国資委)管轄下の国有企業トップ106社のうち80社余りが北京に本社を置いている。

原題:China Pushes Big State Companies to Leave Overcrowded Beijing(抜粋)

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