仮想現実端末「オキュラス・リフト」の出荷始まる-価格600ドル

  • 3年半前にクラウドファンディングのプロジェクトとしてスタート
  • 台湾HTCやソニーも年内にVR端末を投入

オキュラスVRの仮想現実(VR)ヘッドセット「オキュラス・リフト」の出荷が28日に始まった。クラウドファンディングのウェブサイト「キックスターター」を通じたプロジェクトとして開始してから3年半、フェイスブックに20億ドル(現在の為替レートで約2270億円)で買収されてから2年後の実現となった。

  専門家による評価は概ね良好で、「iPhone(アイフォーン)」以来の新型機器だとの仰々しい評価もある。

  オキュラス・リフトの価格は600ドル。利用するには高性能のコンピューターが必要で、全てを合わせると少なくとも1500ドル程度の費用がかかる。同機器向けにおよそ30のゲームが提供され、360度パノラマビューで動画や写真を楽しめる。オキュラス部門によるフェイスブックの今年の業績への影響度は誤差の範囲か無視できる程度にとどまるとアナリストらは考えている。

  競合する機器も年内に発売される。台湾の宏達国際電子(HTC)と米バルブが共同開発する「Vive」は来月出荷予定。ソニーもVRヘッドセット「プレイステーション VR」を10月に発売すると発表済み。高性能パソコンではなくゲーム機「プレイステーション」に接続して利用できるのが特徴で、価格は他社製品より大幅に安い水準に設定している。

原題:Oculus Kicks Off Virtual Reality’s Slow-Motion Revolution(抜粋)

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