アジア・太平洋株式サマリー:中国株反落-香港と豪州は休場

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国株式市況】

  28日の中国株式相場は反落。不動産株が売られた。1ー2月の工業利益が回復したことよりも、一部の大都市が不動産抑制策を導入したことの方が材料視された。

  上海総合指数は前週末比0.7%安の2957.82で終了。一時は1%上昇する場面もあった。CSI300指数は0.9%安。28日の香港株式市場は祝日のため休場で、29日に取引を再開する。

  保利房地産集団(600048 CH)や金地(集団、600383 CH)が不動産株の下げを主導。深圳市は先週、上海市に続き、頭金比率の引き上げなど不動産価格の上昇を抑えるための措置を導入した。

  君康人寿保険の呉侃ファンドマネジャー(上海在勤)は「こうした措置は需要側に直ちにマイナスの影響を及ぼす可能性が高いため、不動産開発会社は逆風を受けている」と指摘。「相場は底入れしていく段階にあり、今後何度も上昇と下落を繰り返すだろう」と述べた。

  中国国家統計局が27日発表した1-2月の工業利益は前年同期比4.8%増と、7カ月続いた減少傾向に歯止めがかかった。  

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD )
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO )

【インド株式市況】

  28日のインド株は下落。ここ1カ月で最大の下げだった。金融政策会合が来週開かれるほか、一部の株式デリバティブ取引が31日で満期となることから、一部投資家は銀行やエンジニアリング企業など金利変動に敏感な銘柄の持ち高を減らした。

  商業銀行のインドステイト銀行(SBI)は6週間ぶりの大幅な下げ。資産規模でインド最大の民間銀行ICICI銀行は3週間ぶりの大幅安だった。国内最大の製薬会社サン・ファーマシューティカル・インダストリーズは年初来で最大の下げ。製鉄会社タタ・スチールは5.2%安。

  ムンバイ市場のセンセックスは前営業日比1.5%安。2月23日以来で最大の下げだった。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  オーストラリア株式市場は祝日のため休場。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】 

  韓国総合株価指数は前週末比0.1%安の1982.54。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前週末比0.2%安の8690.45。

(台湾加権指数のグラフ:  TWSE <INDEX> GP D )

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