アマゾンやアリババ、インド市場が次の主戦場に-地元勢も対抗

  • 中国よりも参入の余地あるインドは最後の巨大市場
  • インド国内企業は購入手順など工夫を凝らし海外勢を迎え撃つ

さまざまな広告が投稿されるコミュニティーサイトの運営を手掛ける米クレイグスリストは、インドで同様のサービスを展開するクイカール(Quikr)から幾つか学べる点がある。クイカールは製品評価の公開と決済・配送の取り扱いに加え、買い手が購入品をチェックしてOKのサインを出した後に初めて支払いを行うといった重要な役割を果たしている。

  スマートフォンから乗用車まであらゆる商品が売りに出されているクイカールでは、こうした手順を採用することで、激しい値段交渉や輸送の難しさ、信頼の置けない中小小売業者といったローカルのコミュニティーサイト特有の問題を解決しようとしている。また同社の多様なサービスは、厳しい競争にさらされているインド市場で国内企業が工夫を凝らして独自色を打ち出さなければならない状況を浮き彫りにする。

  クイカールの創業者で最高経営責任者(CEO)のプラネイ・チュレット氏は「われわれは新品購入と同じくらい買いやすくしようとしている」と発言。「欧米のように『われわれは橋渡しをするだけで、後は自分たちでご自由にどうぞ』といったやり方ではなく、われわれはインド流に変えた」と説明した。クイカールにはウォーバーグ・ピンカスやeベイが出資している。

  インドは中国のアリババ・グループ・ホールディングや米アマゾン・ドット・コムなどのグローバル企業がフリップカートやスナップディールといった国内勢と競い合う、電子商取引市場の次の主戦場となりつつある。また中国と米国の市場が既にごく少数の電子商取引企業によって占められてしまったことも、インド市場の魅力が増している理由の1つだ。

原題:Amazon to Flipkart Clash in India’s Nascent E-Commerce Market(抜粋)

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