ドルが対円で7日続伸の方向-米金融当局の4月利上げ観測で

28日の外国為替市場では、ドルが対円で7営業日続伸となる勢いで、昨年10月以来の長期上昇に向かっている。米金融当局が追加利上げに動く論拠が強まったとの観測の高まりが背景。円安を好感して日本の株価が値上がりする一方、原油相場は3営業日ぶりに上昇した。

  ブルームバーグのドル・スポット指数は先週、週間ベースで昨年11月以来の大幅上昇となり、ドル相場は28日に上げ幅を拡大。25日に発表された昨年10-12月(第4四半期)の米実質国内総生産(GDP)確定値が上方修正され、米金融当局が4月にも追加利上げに踏み切る可能性があるとする見方の根拠が増えた。

  追加利上げに持ちこたえるだけの米経済の強さを示す兆候を探るため、投資家はデータを注視している。先週には、利上げの可能性を示唆する米金融当局者の発言が相次ぎ、ドル買いが促された。

  今週は4月1日に3月の中国製造業購買担当者指数(PMI)、3月の米雇用統計の発表が予定されており、投資家は米中両国の景気の強さを知る手掛かりとして、注目しそうだ。

原題:Dollar Gains for Seventh Day Against Yen While Japan Shares Rise(抜粋)

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