【FRB要人発言録】利上げ、はるか遠くではない公算-ブラード総裁

3月22日から27日までの米連邦準備制度理事会(FRB)要人の主な発言は以下の通り(記事全文は発言者の氏名をクリックしてください)。

<3月24日>
ブラード・セントルイス連銀総裁(ニューヨークでの講演で):3月の経済予測での比較的小幅な下方修正は、景気動向が予測通りに展開した場合に次回利上げがはるか遠くではないことを示唆している。

ブラード・セントルイス連銀総裁(ニューヨークで講演後、質疑応答で):今年初めに、年内にはもう見られないような物価押し上げの特殊要因が存在した可能性がある。ただ結論はまだ出ていない。

ブラード・セントルイス連銀総裁(ニューヨークで講演後、記者団に対し):(FOMCは金利を)非常にゆっくりと引き上げていく。

カプラン・ダラス連銀総裁(WSJ紙のインタビューで):できるだけ早い正常化を試みたいが、辛抱強く漸進的な姿勢も必要だ。しっかりとした物価上昇傾向の兆候が増えることを期待する。

<3月23日>
ブラード・セントルイス連銀総裁(ブルームバーグのインタビューで):雇用統計では力強い内容があらためて示され、労働市場は改善しつつあると見受けられる。4月の利上げを支持する論拠といえそうだ。

ブラード・セントルイス連銀総裁(ブルームバーグのインタビューで):(金融政策が)やや後手に回る可能性は若干高まっている。

<3月22日>
エバンス・シカゴ連銀総裁(シカゴで講演):3月の金利変更見送りは、2016年の経済・金融リスクが利上げを開始した昨年12月時点よりも幾分高いように見えることが論拠だ。米連邦公開市場委員会(FOMC)が金利正常化の過程で用心して休止したのは、リスクを評価し慎重になっているということだ。

エバンス・シカゴ連銀総裁(シカゴで講演後に記者団に対し):インフレ期待の長期的性質から見て必ずしも2%に届かないと予想する若干の理由が存在する。

ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁(NYで講演):(米国経済について)しばらくの間緩やかな成長の軌道にとどまる可能性がある。金融政策の有効性には限界があり、われわれはそれを考慮する必要がある。

ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁(NY講演後の聴衆との質疑応答で):私はわれわれに利上げが必要な強い根拠があると思う。

ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁(NY講演後に記者団に対して):米経済が私が予想するように推移を続ければ、常に可能性がある若干の想定外の逆風を除き、すべての会合をライブと考えるのが適切だと思う。(FRBのインフレ目標に言及し)石油価格は現在底を打ったようで、私はわれわれが2%のインフレ目標に向かっているとかなり自信を持っている。

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