米国債相場の上昇に逆風、インフレ期待の指標は1月以来の高水準

上昇する米国債相場に逆風が吹いている。米消費者物価の上昇が加速し始める兆候が強まっているからだ。

  物価上昇に最も敏感に反応する米30年債の価格は2週連続で上昇したが、インフレ期待を測る債券市場の指標は今年最高の水準に近づいている。ゴールドマン・サックス・グループによると、米連邦準備制度理事会(FRB)が重視するインフレ指標は年末に約1.8%に達し、当局の現時点での予測(1.6%)を上回るという。

  ブラックロックのグローバル最高投資ストラテジスト、リチャード・ターニル氏は24日のブルームバーグのテレビインタビューで、インフレは「新たに浮上してきた」リスクだと指摘。「投資家はインフレ期待の上昇やコアインフレ自体の上昇の兆候がないか慎重に見守るだろう」と付け加えた。

  ブルームバーグ・ボンド・トレーダーのデータによると、指標の米30年債利回りは今週、1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.67%で終了。

原題:Bond Rally Seen on Collision Course With Inflation as Fed Punts(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE