千葉銀と武蔵野銀が包括提携、持ち合い強化-利便性高めコスト削減

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地銀上位の千葉銀行と中位の武蔵野銀行は25日、包括提携すると発表した。両行のブランドや店舗網・顧客基盤を維持した上で、商品・サービスの利便性向上による収益拡大や、事務の効率化に伴うコスト削減などを目指す。

  両行は提携効果を高めるため、既に互いが持つ株式を買い増す方針。取得の時期や株数は今後協議する。現在は千葉銀が武蔵野銀株の0.61%を、武蔵野が千葉の0.14%をそれぞれ保有している。

  千葉銀の佐久間英利頭取は都内のホテルで開いた記者会見で「持ち合いは上限を3%範囲内と考えている」とした上で、今回の提携は「再編、統合ではない」と指摘。武蔵野銀の加藤喜久雄頭取も、将来の合併や統合は考えになく役員派遣もないと述べた。日銀のマイナス金利政策は提携協議に影響していないという。

  営業地盤とする千葉や埼玉周辺にはメガバンクや他の地銀が続々と参入。小売りやITなど異業種からの参入もあり競争が激化しているとの共通認識から連携を検討してきた。発表文の中で両行は「提携により経営統合によらない新たな地銀提携モデルを目指していく」としている。

(第3段落に記者会見のもようを追加します.)
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