トヨタやホンダ、新しいグリーンカーを披露-NY国際自動車ショー

  • ガソリン安でも各社は燃費基準規制達成への取り組みをアピール
  • 燃料は有限であり再び値上がりへ-ホンダのメンデル氏

ニューヨークで今週開幕した国際自動車ショーで、メーカー各社は電気自動車(EV)やハイブリッド車など環境に優しいいわゆる「グリーンカー」を披露している。米国では低水準のガソリン価格を受け、スポーツ型多目的車(SUV)やピックアップトラックが売れているが、メーカー側は米国での燃費基準を満たす取り組みをアピールしている。

  韓国の現代自動車はハイブリッド車とプラグインハイブリッド車(PHV)、EVと3種類の「アイオニック」を発表。トヨタ自動車は「プリウス プライム」と名付けた新たなプリウスPHVを投入した。SUVとしてはトヨタが「ハイランダー」のハイブリッド車を、ホンダは「アキュラMDX」の「スポーツハイブリッド」版をお披露目した。

現代自動車「アイオニック」

Photographer: Bryan Thomas/Getty Images

  米国は燃費効率の向上をメーカー各社に義務付けているほか、カリフォルニアなどの州はグリーンカー販売を増やすよう求めている。

  ホンダ米国法人のエグゼクティブ・バイスプレジデント、ジョン・メンデル氏は24日、ブルームバーグのニューヨーク本社でのインタビューで、ホンダは2030年までにハイブリッド車などのクリーン技術が売上高全体の3分の2に達するよう目指していると述べた。当局が燃費を規制する中で、ハイブリッド車やEVが業界の「主力」だと指摘し、「燃料は限りある商品」であり、燃料価格は「再び上昇するだろう」と語った。

  同氏は米国の規制を満たす上で最も難しい点は、技術の開発ではなく消費者にグリーンカーを買ってもらうことだと主張。当局は消費者がもっと低燃費車を購入するとの「望み」を頼りにしていると分析し、政府が望むような消費者の行動を促すために「経済性」での取り組みが米国には必要だと訴えた。

原題:Green Cars Featured at New York Auto Show Despite Cheap Gasoline(抜粋)

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