米エナジー・トランスファー:ウィリアムズ買収効果、約18億ドル喪失

  • 両社はシナジー予想を1億7000万ドルに引き下げ
  • 見通し引き下げは原油・ガス価格下落を考慮

米パイプライン運営会社エナジー・トランスファー・エクイティは半年前、同業の米ウィリアムズ買収で利益が年間20億ドル(約2300億円)上積みされる可能性があると見込んでいたが、今月23日になって当初を「大幅に下回る」1億7000万ドルに予想を引き下げた。

  両社は23日の当局への届け出で、シナジー(相乗効果)の見通しを92%引き下げたことについて、昨年9月28日の買収合意後に「生じた事態や環境を考慮した」と説明。同日以降、原油価格がバレル当たり5ドル、天然ガスが30%それぞれ下げている状況に言及した。

  エナジー・トランスファーは昨年9月、ウィリアムズに1株当たり43.50ドルでの買収を提案した。原油価格下落に加え、買収が本当に実現するかどうかとの疑念が響き、両社の時価総額はその後50%余り目減りした。

  エナジー・トランスファーの広報担当者、ビッキー・グラナド氏は届け出の内容以上のコメントを控えた。ウィリアムズは電子メールを通じ、昨年9月に結んだ買収手続きの完了に向けて引き続き取り組んでいると説明。「当社はエナジー・トランスファーとの統合が株主にとって最大の利益になると考えており、株主の承認を経て買収を実現することを目指している」とした。

原題:Energy Transfer Lost $1.8 Billion in Williams Deal Earnings (1)(抜粋)

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