米グーグルに1260万円の制裁金-「忘れられる権利」めぐり仏当局

  • CNILは全てのドメインでリンク削除求めたが、グーグルは応じず
  • 今回の判断に不服を申し立てる方針だとグーグルのバーニー氏

グーグルは、フランスのデータ保護監督当局、情報処理・自由全国委員会(CNIL)から10万ユーロ(約1260万円)の制裁金を科された。欧州の「忘れられる権利」に基づく削除要請があったにもかかわらず、同社が世界の検索結果からリンクを削除しなかったため。

  CNILは、個人情報を示す検索結果の削除をグーグルに要望していた人々から複数の苦情を受け、同社にこうしたリンクの削除を命じていた。グーグルは同社のフランスのドメイン「.fr」からリンクを削除したものの、欧州のインターネット利用者が閲覧することができる「.com」ドメインからリンクを削除していなかった。

  CNILは24日のウェブサイトでの声明で、人々がこうしたリンクを削除してもらう権利は「データ処理の全て、つまり全ての検索エンジンのドメインで行使されなければならない」と説明した。

  グーグルの広報担当アル・バーニー氏(ブリュッセル在勤)は、「フランス国外でアクセス可能なコンテンツに対する監督権限があるとするCNILの主張に」反対すると説明。「今回の判断に不服申し立てを行う方針だ」と述べた。

原題:Google Fined by French Privacy Agency for Not Removing Links (1)(抜粋)

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