米ヤフーCEOの黄金パラシュート、株下落で価値大きく目減り

  • 解任した場合の退職パッケージは総額1240万ドル
  • ヤフーの株価は過去1年3カ月で30%余り下落

米ヤフーがマリッサ・メイヤー最高経営責任者(CEO)を解任した場合、およそ1240万ドル(約14億円)の費用がかかる。ヤフー株の下落と同CEOへの株式報酬付与のタイミングのおかげで、現時点での解任のコストは1年3カ月前に比べれば大幅に安くなった。

  同社の過去の委任状勧誘書類によると、メイヤー氏は2014年12月に解任されていれば、退職金とそれまでに付与された株式報酬で総額3610万ドルを受け取れていた。会社の身売り後1年以内に解任された場合では、総額は1億5790万ドルに膨らんでいた。

  ヤフー株価がその後の1年3カ月で30%余り下落したため、メイヤー氏の「ゴールデンパラシュート(買収や合併後に解任された場合などに多額の退職金を支給する取り決め)」はしぼんでいる。ストックオプションや譲渡制限付き株式の一部は既に付与済み。

  アクティビスト(物言う株主)であるヘッジファンドのスターボード・バリューは、メイヤー氏を含むヤフー全取締役の入れ替えを要求。同社が経営を誤り、株主の最善の利益のために尽くすリーダーシップが欠如していると主張している。

原題:There Isn’t Much Left of Marissa Mayer’s Yahoo Golden Parachute(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE