中国の中信証券:当局の調査に関係した6人、幹部職から外れる

  • 社長を務めていた程博明氏が同職を辞めた-2015年報告書
  • 今年1月19日に新しい取締役会が選出された

昨年夏の中国本土株急落をめぐる当局の調査に関係していた中信証券(CITIC証券)の幹部6人が、それまで就いていた同社での職務から外れた。

  23日公表された中信証券の2015年報告書によれば、新しい取締役会が選出された今年1月19日、社長を務めていた程博明氏が同職を辞めたほか、執行委員会の委員だった徐剛、劉威、陳軍、葛小波、閆建霖の5氏も同委員会を去った。

程博明氏

Photographer: Lucas Schifres/Bloomberg

  中信証券は先月、当局の調べを受けたか調査に協力していた執行委員会の委員5人が同社に復帰したことを明らかにした。

  国営の新華社通信は昨年9月15日、警察からの情報を引用し、程氏がインサイダー取引疑惑と内部情報を漏らした疑いで調査を受けていると報道。同氏からコメントが取れない状態が続いている。6人のいずれかが不正で訴追されたとは示唆されていない。

  最高財務責任者(CFO)だった葛氏は携帯電話のテキストメッセージで、引き続き中信証券の社員であるものの、任期切れのためCFO職を去ったと説明。徐、劉両氏の携帯電話に電話したが今のところ応答はない。程、閆両氏の連絡先は入手できていない。中信証券の広報担当者はコメントを控えた。

原題:Six Citic Securities Bosses Involved in Stock Probe Left Roles(抜粋)

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