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ギリアドに2億ドルの支払い義務と米陪審-メルクとの特許訴訟

更新日時
  • メルクは同社の研究成果がギリアドのC型肝炎薬につながったと主張
  • 陪審が認定した賠償責任を判事が支持なら控訴するとギリアド

C型肝炎治療薬に関する特許をめぐり米メルクと米ギリアド・サイエンシズが争った訴訟で、米カリフォルニア州サンノゼの連邦地裁の陪審は24日、ギリアドにメルクに対する2億ドル(約225億円)の支払い義務があると認定した。

  ギリアドはC型肝炎薬「ソバルディ」と「ハーボニー」の成功によって時価総額ベースで世界最大のバイオテクノロジー会社に成長したが、メルクは製品開発につながった初期段階の研究成果が同社の科学者によるものだとして提訴し、陪審は先にメルクの主張を認める評決を出していた。

  陪審は特許をめぐるメルクの10件の訴え全てについて同社の主張を認めたが、ギリアドが2013-15年にC型肝炎薬で得た収入207億ドルの10%に相当するロイヤルティー(特許使用料)の支払いを求めた請求は退けた。

  将来のソバルディとハーボニーの売り上げに課すロイヤルティーの料率については、連邦地裁のベス・ラブソン判事が今後判断する。

  ギリアドは、陪審による賠償責任の認定を判事が支持した場合、控訴する方針を明らかにした。

  同社の広報担当ミシェル・レスト氏は発表資料で、「メルクはソホスブビル(ソバルディの一般名)の創薬・開発に何ら貢献せず、全くリスクを負っていないため、賠償を受ける資格はないとわれわれは考えており、メルクの特許は無効だと引き続き確信している」とコメントした。

  メルク広報担当のドリス・リー氏に電話と電子メールでコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

原題:Gilead Must Pay Merck $200 Million for Hepatitis C Patents (2)(抜粋)

(ギリアドのコメントなどを追加して更新します.)
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