来月の増産凍結会議、イランとリビア除く全OPEC加盟国が参加表明

  • 増産能力が際立って高い2国が参加の意向を示していない
  • 4月17日のドーハ会議は茶番になりつつあるとコメルツ銀が指摘

産油国は来月、カタールのドーハで増産凍結を目指して会議を開くが、同会議への参加を表明していない石油輸出国機構(OPEC)加盟国は、増産能力が際立って高い2国であるイランとリビアだけとなっている。

  OPECに加盟する他の11カ国は4月17日の同会議に出席することに合意している。各国当局者が明らかにした。独コメルツ銀行は、紛争や制裁で途絶していた供給の再開に向け強い決意を示しているイラン、リビア両国が不参加なら、同会議が何らかの合意に至ったとしても効果が見込めない可能性が高いと指摘した。

  サウジアラビアをはじめとするOPEC加盟国と非加盟のロシアが2月に生産水準の維持で暫定合意したことが一因となり、原油相場は先月に付けた12年ぶり安値から回復。しかしアナリストらは、暫定合意に関与した国はそもそも増産を計画していなかったため、増産凍結の合意は世界の原油供給にほとんど影響しないと分析する。

  コメルツ銀のオイゲン・ワインベルク氏率いるアナリストらはリポートで、「この会議はますます茶番になりつつある」と指摘。「リビアがドーハ会議に関心がないのは驚くに当たらない。イランと同様、リビアはまず増産してから凍結の協議に入りたいのだろう」と説明した。

原題:All OPEC Members Except Iran, Libya Pledge to Attend Doha Talks(抜粋)

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