米国株:ほぼ変わらず、S&P500種は週間ベースで6週ぶり下落

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24日の米国株はほぼ変わらず。S&P500種株価指数は週間ベースで6週間ぶりに下げ、年初来の上げを再び失った。

  エネルギーや素材、金融株などこれまで株価の上げをけん引してきた銘柄が今週は売られた。この日は石油・エネルギー銘柄が上昇した。

  S&P500種株価指数は0.1%未満下げて2035.94。週間では0.7%下げた。ダウ工業株30種平均は13.14ドル(0.1%)上げて17515.73ドル。ナスダック市場は0.1%上昇した。25日の米株式市場はグッドフライデー (聖金曜日)の祝日で休場。

  スタイフェル・ニコラスの市場ストラテジスト兼ポートフォリオマネジャー、ケビン・キャロン氏は「市場は一休止しているようだ。金融政策当局の行動以外に市場を左右する材料を探しているが、今のところ手掛かりとなるものはない」と続けた。

  この日発表された経済統計は強弱が混在したものとなった。2月の米耐久財受注は前月比で減少し、ここ4カ月で3度目のマイナスとなり、設備投資の弱さが長引いていることを浮き彫りにした。新規失業保険申請件数は前週比で増加したが市場予想は下回った。

  セントルイス連銀のブラード総裁は次回の利上げがそう遠くない可能性を示唆した。前日のブルームバーグのインタビューでは、インフレや失業率の見通しを理由に、政策当局は次回の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利上げを検討すべきだとの認識を示した。

  金利先物市場では4月利上げの確率が10%織り込まれている。6月会合では41%となっている。6月の利上げ確率は先週のFOMC会合前は一時54%まで上昇していた。

  まもなく第1四半期が終了し、企業の四半期決算発表シーズンが始まる。アルミ生産のアルコアは4月11日に発表を予定している。アナリストの間ではS&P500種採用企業の第1四半期利益は9.4%の減益が予想されている。  

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は1.3 %低下して14.74。

  S&P500種産業別10指数は4指数が下落。金融株は0.7%安、工業株は0.3%下げた。通信株や公益事業株はいずれも上昇。エネルギー株は0.4%上昇した。

  アマゾン・ドット・コムは上昇。宝飾品小売会社シグネット・ジュエラーズは利益予想が一部アナリストの見通しを上回ったことが好感され値上がりした。

  事務用品小売りステープルズとオフィス・デポはいずれも上昇。両社の合併阻止を目指している米連邦取引委員会(FTC)が取った行動について連邦裁判事が批判したことが好感された。

原題:U.S. Stocks Fluctuate as Five-Week Rally Sputters Before Holiday(抜粋)

(第2段落を追加し、第5段落以降を追加します.)
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