欧州債(24日):独10年債利回り、2週ぶり低水準-ECB購入拡大控え

24日の欧州債市場では指標とされるドイツ10年債が3日続伸。同利回りは2週間ぶり低水準を付けた。来月の国債発行高が低水準となる中、欧州中央銀行(ECB)の債券購入拡大を投資家は待ち構えている。

  ECBが4月から資産購入プログラムの購入枠を200億ユーロ(約2兆5000億円)拡大するのを控え、BNPパリバのアナリストらは域内の国債供給が来月は1230億ユーロ純減すると予想している。

  G10金利戦略責任者のローレンス・マトキン氏(ロンドン在勤)を含む同行アナリストらはリポートで、供給減が「実質利回りを大きく押し下げる」とし、「ドイツとフランスはこうした展開に最もさらされている。独10年債利回りは過去最低に再度接近する可能性もある。来週は再び堅調となるだろう」との見方を示した。

  ロンドン時間午後4時35分現在、ドイツ10年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.18%。一時は0.16%と、今月10日以来の低水準となった。同国債(表面利率0.5%、2026年2月償還)価格は0.15上げ103.14。

  フランス10年債利回りは1bp下げて0.53%、同年限のイタリア国債利回りはほぼ変わらずの1.30%。

  25-28日の欧州債市場はイースター(復活祭)を挟んだ祝日のため休場となる。

原題:German Bond Gains Push Yield to 2-Week Low on ECB Buying Outlook(抜粋)

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