中国、IMF特別引き出し権の活用拡大望む-人民銀行総裁

中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は24日、20カ国・地域(G20)当局者が来週開く会合で国際通貨基金(IMF)の準備資産である特別引き出し権(SDR)について議論すると明らかにした。

  周総裁は中国海南島で開催中の博鰲(ボアオ)アジアフォーラムで、高虎城商務相や王毅外相と臨んだパネル討論会で発言した。中国は今年のG20会合で議長国を務めており、人民元はSDRの構成通貨に加わる。

  周総裁によると、中国はSDRの活用拡大に焦点を当てたい意向で、リスク管理やボラティリティ抑制に役立つと考えているという。

  G20の中央銀行総裁のうち在職期間が最も長い周総裁は「包括的な通貨バスケットの信頼性を高め、緩やかに活用を拡大させていけば、あらゆる国のリスク管理が改善する」と述べた。

  この日は李克強首相が同じフォーラムで、中国経済は大きな変革のさなかにあり短期的には容易でないだろうとしつつ、景気に安定化の兆しが表れているとの認識を示した。今年の年初は「順調で安定した」滑り出しだったとし、政府の債務水準が低いため6.5ー7%の成長確保に向け「まだまだ政策措置をとることができる」と語った。

  
原題:Zhou Says China Wants More Use of IMF’s Reserve-Currency Unit(抜粋)

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