PIMCO:為替リスクを減らす方向-政策乖離のドル高効果には限界

米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、米国と他の国々・地域との金融政策の乖離(かいり)を背景としたドル押し上げ効果には限界があるとみて、為替リスクを減らす方向だ。

  ブルームバーグのドル・スポット指数は今週に入って1.2%上昇し、週間ベースで年初来の大幅高となる勢い。米金融当局が4月にも追加利上げに動く可能性があると、当局者が相次いで強調したためだ。

  だがPIMCOによれば、ドルが対円、対ユーロで「おおむね安定的」に推移して、人民元相場も通貨バスケットに対して比較的安定する見通しのため、中国人民銀行(中央銀行)への圧力も緩和されるという。

  PIMCOでグローバル経済アドバイザーを務めるヨアヒム・フェルズ氏と、世界債券担当最高投資責任者 (CIO)のアンドルー・ボールズ氏は23日のリポートで、「過去2年間のドルの相場見直しの動きと、世界的な政策の乖離の限界を反映し、われわれのポートフォリオにおける為替リスクを減らす見通しだ」と指摘。「中国通貨とより広範なアジア通貨バスケットの緩やかな下落が見込まれる」と付け加えた。

原題:Pimco Sees Limit to Fed Trade Amid Best Dollar Rally This Year(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE