クリントン、サンダース両氏が拮抗、民主党員の支持率-BN調査

  • 民主党員はサンダース氏が中間層を守りウォール街を規制すると信頼
  • 今月19-22日に「ブルームバーグ・ナショナル・ポール」を実施

米大統領選の民主党候補指名レースは、ヒラリー・クリントン前国務長官を本命としてスタートしたが、折り返し点を過ぎた時点で、クリントン氏とバーニー・サンダース上院議員の支持率は民主党員の間で拮抗(きっこう)していることが、ブルームバーグの最新世論調査で分かった。

  クリントン氏はこれまでに獲得した票と代議員数で大きくリード。しかし19-22日に実施された「ブルームバーグ・ポリティクス・ナショナル・ポール」によれば、今年の民主党予備選・党員集会で既に投票したか、あるいは投票を予定している人の49%が、党候補に最もふさわしいのはサンダース氏と回答、48%がクリントン氏とした。

  サンダース氏は初めて投票する熱心な一般党員や、35歳以下の若年党員、男性党員、自らを無党派層と呼ぶ党員らに支えられてニューハンプシャー州やコロラド州で勝利。所得格差の是正にメッセージを絞ることで指名レースにとどまっている。

  民主党投票者の3分の2強が、クリントン氏よりサンダース氏が中間層のために奮闘し、ウォール街の規制に尽力してくれるだろうと回答。6割近くが自分たちに最も味方してくれるのはサンダース氏だと答え、同氏を最も誠実で信頼できる候補とする回答は64%に達した。クリントン氏を最も信頼できるとした回答は25%前後にとどまった。

  ブルームバーグが今回の調査を委託した世論調査会社セルザーのJ・アン・セルザー社長は「要するに、民主党投票者はサンダース氏が自分たちに味方してくれる候補だとみている。すなわち、ウォール街に犠牲を強いて、中間層を一段と力強くしてくれると思っている」と指摘。「彼らはサンダース氏がそれを実行してくれると信頼している。結局、クリントン氏には信頼性という面で問題がある」と説明した。

  さらに、一般有権者の調査によると、サンダース氏が民主党候補になった場合、不動産王のドナルド・トランプ氏に対しては24ポイント、テッド・クルーズ上院議員には12ポイント、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事に4ポイント、それぞれリードしている。しかしクリントン氏はケーシック知事に4ポイントのリードを許している。クルーズ氏に対しては9ポイント優位にあり、トランプ氏相手でも18ポイントリードしている。

  この調査はセルザーが米国の成人1000人を対象に今月19日から22日にかけて実施した。全体の誤差率はプラスマイナス3.1ポイント。民主党の予備選・党員集会投票者311人に限ればプラスマイナス5.6ポイント。

原題:Democrats Evenly Split Over Clinton, Sanders in Bloomberg Poll(抜粋)

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