スタンダードチャータード、ダイヤ関連融資で追加担保求める-関係者

  • インドとベルギーの加工業者に保険または100%の担保要求と関係者
  • 担保として売掛金は認められない見通しだと関係者

英銀スタンダードチャータードが融資基準の厳格化を探る中で、インドとベルギーのダイヤモンド取引関連の融資で追加の保証を求めている。同行の新たな方針に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  内容が非公開であることを理由に匿名を条件に話した関係者によると、スタンダードチャータードはダイヤモンドを加工する顧客に対し、返済保険に加入するか、借り入れに対して100%の担保を差し入れるよう求めている。同行のダイヤモンド業界への融資額は約20億ドル(約2260億円)。

  スタンダードチャータードは問い合わせに対して電子メールで回答し、「コンプライアンス(法令順守)の報告強化と規制上の資本コストを踏まえ、ダイヤモンド業界への銀行業務を続けるため、相互に有益な解決策を見つけるべく顧客と協力している」と説明。「われわれは資本コストをカバーし、市場動向に応じて値を決めるリターン創出に力を注いでいる」とコメントした。

  関係者によれば、ダイヤモンド関連の顧客からの担保として売掛金は認められない見込みだ。条件を満たせない顧客は金利が引き上げられるか、与信枠の更新が見送られる見通しだという。

原題:Standard Chartered Said to Curb $2 Billion Diamond Exposure (1)(抜粋)

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