ベルギー当局、連続テロ首謀者を捜索-欧州全般にテロの不安広がる

  • 連続テロの死者数は暫定で31人、負傷者は270人
  • 検察当局は自爆テロ犯3人のうち2人を特定、首謀者を捜索

ブリュッセルで22日発生した爆弾テロ事件を受け、欧州に広がるイスラム系テロ組織網に対する不安が高まる中、ベルギー当局は事件の首謀者の捜索を続けている。

  検察当局は自爆テロ犯3人のうち2人について、ブラヒム・バクラウィとハリド・バクラウィ兄弟と特定。当局は監視カメラが捉えたクリーム色のコートを着た4人目の男の行方を追っている。この男は爆弾を仕掛けた後、空港から逃走。爆弾は爆発しなかった。当局によると、空港と地下鉄駅での爆発による死者数は暫定で31人、負傷者は270人だが増える可能性が高い。

CCTV footage provided by Belgian police of the suspects.

Source: Belgian Federal Police

  22日午前のテロ事件後、警察当局は爆弾が製造されたと見られる容疑者の潜伏場所をブリュッセル北部で発見。ブラヒム容疑者がコンピューターに「あらゆる方面から追跡されており、どうすればいい分からない。気が狂いそうだ」と書き残していたのを見つけたと、検察当局者が23日、記者団に明らかにした。

  ブラヒム容疑者(29)は空港でのテロ実行犯3人の1人で、ハリド容疑者(27)は地下鉄での爆弾テロを行った。3人目の自爆犯で、空港でテロを実行した容疑者については明らかになっていない。検察当局は空港でのテロ事件で出発ロビーから逃走した容疑者の名前も特定していない。ベルギーのメディアは先に、ナジム・ラーシュラウイ容疑者(24)であり当局に身柄を拘束されたと報じていたが、同報道を撤回した。

原題:Belgium Hunts for Ringleader as EU-Wide Terror Fears Mount (1)(抜粋)

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