ホンダ:ブラジル新工場の稼働開始を延期、現地経済が回復するまで

ホンダはブラジルで建設中の工場について、同国経済に回復の兆しが見られるまで開設しない方針だ。

  ホンダは同イチラピーナ工場に既に2億5000万ドル(約282億円)を費やしており、工場開設となればブラジルでの生産能力は2倍の年間24万台となる見通し。ホンダはブラジルが政治および経済の危機から脱するまで同工場での雇用を見合わせると、同社の中南米担当バイスプレジデントを務めるロベルト・アキヤマ氏が電話取材で話した。

  ホンダは「労働者を採用して、その後にレイオフもあり得るといった問題に陥るのは回避する」ことを決めたとアキヤマ氏は発言。稼働開始の日程は決まっていないとし、これまで予想されていた今年上期には実現しないとの見通しを示した。同工場の稼働に向け労働者を雇用、訓練するため、少なくとも6カ月を要するという。

  同社はブラジルでの今年の自動車販売台数は18%減の12万5000台になると予想している。

原題:Honda Postpones New Brazil Plant Until Local Economy Recovers(抜粋)

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