ブリュッセル同時テロ容疑者の身柄を拘束、死者35人以上-厳戒続く

ベルギーの警察当局は23日、前日にブリュッセルで発生した同時テロの首謀者とみられるナジム・ラーシュラウイ容疑者の身柄を拘束した。過激派組織「イスラム国」(IS)による攻撃後の厳戒態勢は続いている。

  同国のメディアによると、ラーシュラウイ容疑者(24)は爆発のあった空港で荷物用カートを押しているところが監視用テレビに写っていた3人の男性のうちの1人だった。空港と地下鉄駅での自爆テロを実行したのはブリュッセル在住のハリドおよびブラヒム・エルバクラウイ兄弟だと、国営のRTBF放送が警察当局者の話として報じた。

  2カ所での爆弾テロによる死者数は少なくとも35人、負傷者は230人以上となった。当局は事件後にテロ警戒レベルを最高水準に引き上げたが、23日にこれについて検討している。厳戒下の鉄道駅の利用者は少ないが地下鉄は一部を除き運行を再開した。空港再開の時期は不明。ユーロスターは22日に停止したロンドン・ブリュッセル間のサービスを通常通りに戻した。

  ニュースサイトのDH.beによると、ラーシュラウイ容疑者のDNAはパリの同時テロに使われた爆発物からも検出されているもようだ。

原題:Main Suspect in Brussels Attacks Caught as City on High Alert(抜粋)

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