アジア・太平洋株式サマリー:中国株が終盤上昇-インドほぼ変わらず

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  23日の中国株式相場は取引終盤に上昇。小型株の指標である創業板(チャイネクスト)指数が強気相場入りした。信用取引融資の再開がよりリスクの高い銘柄への需要を後押しした。

  創業板指数は2月の安値から20%上昇。上海と深圳の証券取引所の信用取引融資残高は21日に昨年11月以来の大幅な増加となった。当局の規制緩和が寄与した。

  上海総合指数は前日比0.4%高の3009.96で終了。終値ベースでの3000台乗せは今週2回目。テクノロジー株の値上がりで、取引終了前の30分間に上昇に転じた。

  珩生鴻鼎資産管理の戴明ファンドマネジャー(上海在勤)は「国内の経済指標が安定し、米国は利上げを手控える中で、株式市場の環境は改善しつつあるとみられ、信用取引の増加も株価上昇を後押ししている」と分析。「特に創業板指数や小型株で上昇が続く余地はなおある。こうした投機的環境ではバリュエーション(株価評価)がかなりの高水準に達する可能性がある」との見方を示した。

  CSI300指数は前日比0.3%高。香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数、ハンセン指数共に0.3%安で引けた。  

  創業板指数構成銘柄でウエート3位の東方財富信息(300059 CH)は6.3%高。浙江核新同花順網絡信息(300033 CH)は10%の値幅制限いっぱい上げた。中国国際航空(601111 CH)や中国南方航空(600029 CH)など航空株は下落。ブリュッセルでのテロ事件が響いた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  23日のインド株式相場は連休を控え、前日からほぼ変わらずとなった。海外投資家からの資金流入で、指標のS&P・BSEセンセックスは週間では4週続伸となった。

  タタ・スチールは昨年6月以来の高値まで買い進まれたほか、インド最大の携帯電話サービスのブハルティ・エアテルは5カ月ぶり高値を付けた。一方、世界最大の製油所を所有するリライアンス・インダストリーズと、製薬会社ルピンの下げが目立った。

   センセックスは25337.56と、前日からほぼ変わらずで終了。一時は0.7%下げたものの、終盤に下げを解消した。月初来では10%上げており、月間ベースで2012年1月以来の大幅上昇となる勢い。海外投資家による今月これまでのインド株売買動向は24億ドルの買い越し。これは15年1月以来の大きさ。24、25両日のインド株式市場は祝日のため休場となる。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.5%安の5142.27。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.1%安の1995.12。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.2%安の8766.09。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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