中国株の信用取引融資残高、昨年11月以来の大幅増-当局が規制を緩和

  • 信用取引融資の再開と金利引き下げの発表受けて株価上昇
  • レバレッジ奨励を狙ったものではないと中国証券報は指摘

中国で昨年の株式ブームをもたらし、その後の株価急落を招いた信用取引融資の残高が昨年11月以来の大幅増となった。当局による規制緩和が背景だ。

  ブルームバーグの集計データによれば、上海と深圳の証券取引所の信用取引融資残高は21日、2.2%増の8633億元(約14兆9500億円)となった。増加率は昨年11月9日以来の大きさ。21日の中国株式市場で、上海総合指数は2カ月ぶりに3000の大台を回復。証券会社に信用取引の資金を提供する中国証券金融が証券各社への期間短めの融資を再開し、金利も引き下げると発表した。

  先週は信用取引融資をめぐる規制が緩和されるとの観測が売買高の回復につながり、小型株から成る創業板(チャイネクスト)指数は週間ベースで過去最大の上昇を記録した。

  中国証券金融は18日、証券各社への融資を再開すると発表。期間は7-182日で、金利は最低3%に引き下げると説明した。

  中国証券報は23日付の1面で、今回の措置について、当局が株式市場のレバレッジを奨励していると解釈されるべきではないと指摘。情報源は明示していない。同紙は金利引き下げは需給の変動や短期金利のトレンドに基づく通常の調整だとしている。  

原題:China’s Margin Finance Gains Most Since November as Curbs Eased(抜粋)

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