加ベレセン株が上昇-米で計画のLNGプロジェクトの売買契約締結

  • ベレセンの株価、2008年10月以降で最大の15%上昇
  • 同プロジェクトは今月初め、米規制当局によって拒否された

パイプラインや発電所の運営を手掛けるカナダのベレセンの株価が22日、2008年以降で最大の上昇を示した。同社が米オレゴン州で計画している液化天然ガス(LNG)ターミナルのLNG長期売買契約を締結したことが要因。同プロジェクトは今月初め、米規制当局によって拒否された。

  ベレセンの株価はトロント時間22日午後0時8分(日本時間23日午前1時8分)現在、前日比8%の9.34カナダ・ドル。一時は15%上昇した。終値は7.2%高の9.27カナダ・ドル。

  22日に発表されたのはベレセンと、東京電力と中部電力が設立した火力発電用の燃料調達会社JERA(ジェラ)とのLNG売買契約。JERAはジョーダン・コーブLNG輸出ターミナルの年間少なくとも150万トンの天然ガス液化能力を20年間にわたって購入する。資料によれば、ベレセンは残りの能力について他社と交渉している。  

  米連邦エネルギー規制委員会(FERC)が、53億ドル(約6000億円)規模の同プロジェクトを今月に拒否したことを受け、ベレセンの株価はここ約4年で最大の下落を示した。アジアの消費国の需要が鈍化する中、世界的供給過剰で価格が下落し、LNG輸出プロジェクトは既に逆風にさらされていた。

原題:Veresen Jumps as Capacity Deal Gives Lifeline to LNG Project (1)(抜粋)

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