イールドカーブ潰し、品薄感で広がる過去最低更新の波

日本銀行による過去最大規模の国債買い入れで、流通市場では需給が一段と逼迫(ひっぱく)している。その結果、期間10年以下の国債利回りはマイナス圏。プラス金利を求める投資家は期間の短い物に比べリスクの高い超長期物に手を出さなくてはならない状況だ。しかし、その超長期物ですら品薄感が鮮明となっている。三菱UFJ信託銀行資金為替部商品課の鈴木秀雄課長は、「先週末、超長期債のオペが札割れに迫る低応札倍率となったことに象徴されるように超長期債は保有したい投資家が多く、業者に在庫がない状況。本日も、たった5億円程度しか出合っていない中で0.455%を付けている。板自体はものすごく薄く、ほとんど気配値のみで動いている。年度末要因ともいえるかもしれないが、この状況は新年度後でも続く可能性がある」と語った。

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