トランスオーシャンとシュルンベルジェ:石油業界の回復遅れる見込み

  • リグ料金は2019年か20年まで上昇しないと予想:シグペンCEO
  • 1日当たりのリグ料金、過去2年間に50%余り下落

世界の大手沖合リグ(掘削装置)供給・油田サービス会社の最高経営責任者(CEO)らは石油市場の回復について、昨年予想されていたよりも長くかかるとの見通しを示した。

  トランスオーシャンのジェレミー・シグペンCEOは、同社が沖合リグの料金を引き上げるまでには少なくともあと3年待たなければならないと予想。シュルンベルジェのパール・キブスガードCEOはこれまでで最も深刻な財務面の危機に見舞われている石油業界について、原油価格が回復してもすぐにリグを再稼働することはないとの見方を示した。

  原油価格がここ数十年で最大の下落を示したことを受け、リグ保有会社は稼働を再開するリグが増えなければ料金を引き上げることができない。シグペンCEOは21日、ニューオーリンズで開かれたエネルギー関連会議でのインタビューで、トランスオーシャンはリグのリースが来年後半か2018年まで増加しないと見込んでいると語った。過去2年間に50%余り下落した1日当たりのリグの料金については、19年か20年まで上昇することはないとの見通しを示した。

原題:Transocean, Schlumberger See Oil Industry Recovery Delayed (1)(抜粋)

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