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【個別銘柄】西武HLDや科研薬下落、「プレステVR」のソニー高い

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16日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

  西武ホールディングス(9024):前日比5.6%安の2256円。米投資会社のサーベラス・グループが西武HLD株の約6.1%に当たる約2100万株を売却したことが分かった。ブルームバーグがタームシート(契約資料)を入手した。

  科研製薬(4521):8.4%安の6940円。爪白癬治療剤「エフィナコナゾール」の欧米での開発・販売権を供与するカナダの医薬品会社、バリアント株が15日の米国市場で51%安と急落した。2016年業績見通しを引き下げた上、年次報告書を期限内に提出できない場合、一部債務を履行できなくなるリスクがあると表明したため。同剤の海外展開力に不透明感が広がった。

  ソニー(6758):3.2%高の2883円。仮想現実(VR)ヘッドセット「プレイステーションVR」を10月に発売する、と15日に発表。据え置き型ゲーム機「プレイステーション4」向けのシステムで、米国での販売価格は399ドル(約4万1500円)と600ドルの米オキュラス社製品、台湾の宏達国際電子(HTC)などが開発した製品の800ドルを下回る。ゲーム愛好家の購入需要を見込む買いが入った。

  シャープ(6753):12%安の134円。台湾の鴻海精密工業がシャープの買収に関し、16年1-3月期の業績見通しが明らかになるまで延期することを検討している事実が複数の関係者の話で分かった。契約は来月以降になる可能性が高まり、不透明感が強まった。

  オークマ(6103):3.3%安の827円。クレディ・スイス証券は15日、投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」、目標株価を1400円から900円に下げた。月次受注動向や為替前提の円高修正を踏まえ、16年3月期の連結営業利益予想を215億円から208億円(会社計画210億円)、来期を225億円から185億円に減額した。クレディS証が目標株価を1800円から1250円に下げたDMG森精機(6141)も4.6%安の1100円。

  アイフル(8515):5.4%高の389円。野村証券は15日、投資判断を「ウエート下げ」から「中立」に上げた。株価下落によりバリュエーションの割高感が消失、利息返還費用の計上で利益変動リスクが低減したと判断した。また、マイナス金利政策による貸倒費用を除く粗利益率の改善が想定される点もポジティブ、としている。同じく野村証が判断を「中立」に上げたアコム(8572)も2.2%高の556円。

  JFEホールディングス(5411):4.9%安の1539円。JPモルガン証券は15日、投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に下げた。ファンダメンタルズは輸出環境の大底圏からの改善が定着しつつあるが、先行して好材料を織り込んだ高炉株の株価上昇を受け戦略的な買いスタンスを取り下げる、とした。JPモルガン証が同じく判断を「中立」に下げた新日鉄住金(5401)も2.6%安の2182円。

  安藤ハザマ(1719):7.1%安の538円。19年満期の円建て転換社債型新株予約権付き社債(CB)を海外市場で100億円発行する、と15日に発表。潜在株式比率は7.98%で、将来的な1株価値の希薄化が嫌気された。調達資金は土木建設用機械の取得などに充当方針。

  日本空港ビルデング(9706):5.9%安の4235円。ゴールドマン・サックス証券は16日付の投資家向けメモで、同社と三越伊勢丹が銀座三越内で展開する空港型市中免税店について、9日にオープンした時計店「タイムヴァレー」は会社想定を下回って推移中と指摘。知名度不足からその他製品も想定を下回る状況は2月から変化がない、との見方も示した。3月後半には他社の市中免税も銀座で始まり、来期の売上高計画150億円の達成は簡単ではない、としている。

  日産化学工業(4021):3.1%高の2873円。みずほ証券は15日、投資判断を「中立」から「買い」、目標株価を2700円から3300円に上げた。水稲用除草剤「アルテア」や動物用医薬品原薬「フルララネル」などの出荷好調を反映、17年3月期営業利益予想を295億円から320億円に増額した。
  福山通運(9075):2.4%高の598円。発行済み株式総数の1.61%に当たる400万株、金額で24億円を上限に自社株買いを行うと15日発表。期間は4月1日から7月29日まで、当面の需給好転が見込まれた。また、マレーシアの物流企業であるE.H.Utara Holdingsの株式取得するとも発表。

  ゼビオホールディングス(8281):2.8%安の1896円。16年3月期の連結営業利益計画を94億3700万円から前期比4.1%増の58億8800万円に下方修正する、と15日に発表。暖冬による冬物商品の販売不振、在庫適正化に向けた施策実行の影響を受ける。

  GMOペイメントゲートウェイ(3769):5.4%高の7440円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は15日、投資判断「オーバーウエート」を継続、目標株価は5900円から8800円に上げた。業界最大手の強い価格競争力で20年9月期まで25%超の営業増益が可能とし、17年9月期の営業利益予想を43億3200万円から47億円、18年9月期を50億1000万円から59億円に増額した。

  ブイキューブ(3681):4.9%高の1458円。金融機関やフィンテック事業者を対象に、金融商品・サービスの販売時に必要な対面コミュニケーションをオンラインで実現できる「FinTechアダプター」の提供を開始する、と16日午前に発表。今後の需要増加が見込まれた。

  トリケミカル研究所(4369):100円(18%)高の666円でストップ高。16年1月期営業利益は前の期比2.1倍の7億2100万円だった、と15日に発表。半導体製造用の高純度化学化合物事業を中心に売上高が2割伸びるとともに、経費削減や生産効率化も寄与した。17年1月期営業利益は前期比5割増の10億8000万円を見込む。

  ケンコーマヨネーズ(2915):5.2%高の2339円。東海東京調査センターは15日、新規に投資判断を「アウトパフォーム」、目標株価を2950円に設定した。荒木健次アナリストは電話取材で、3100種類以上と豊富なアイテムを有し、サラダでは業界ナンバーワンのシェアを誇り、コンビニエンスストアやスーパーなどホールセラー向けの営業力も評価したい、と話した。

  ネオジャパン(3921):11%安の2048円。15日に決算を発表、17年1月期営業利益は前期比9%増の3億9900万円を計画した。desknet’sクラウドの利用ユーザー数が増えたクラウドサービスなどの伸びで前の期比46%増だった16年1月期から増益率が鈍る。

  AMBITION(3300):5.8%高の3390円。インターネット決済サービス会社のCloud Payment(東京・渋谷区)の一部株式を取得する、と15日に発表。同社の決済技術活用で、不動産賃貸仲介などでの円滑な契約手続きが可能になると判断した。取得株数は116株、持ち株比率は0.7%になる。

  ヒューマンウェブ(3224):5.4%安の2213円。千葉市の店舗「ガンボ&オイスターバー」で5日に来店客5人に食中毒症状がみられた件について、保健所検査の結果、来店客からノロウイルスが検出されたと16日昼すぎに発表。同日から18日まで当該店舗の営業停止を命じられ、衛生管理力を不安視する売りに押された。

  MAGねっとホールディングス(8073):30円(33%)高の122円とストップ高。連結子会社のジャスティス債権回収で債権簿価(買取価額から現在までの回収額を控除した金額)と回収金額に差益が発生、2億7800万円を特別利益として計上すると15日に発表。16年3月期利益水準の上振れが見込まれた。

  ロングライフホールディング(4355):5.6%高の319円。発行済み株式総数の1.92%に当たる20万株、金額で7000万円を上限に自社株買いを行うと15日に発表。期間は16日から6月30日。

  Gunosy(6047):7%高の550円。インドネシアのニュースキュレーションアプリを運営するPT.Kurio(本社:ジャカルタ)の株式を取得する、と15日に発表。取得比率は43.8%、取得額は約674億インドネシアルピア(約5億8000万円)で、東南アジア事業の拡大を好感する買いが入った。

  昭栄薬品(3537):16日に東証ジャスダック市場に新規上場した。公開価格の1350円に対し買い気配で始まり、初値は48%高の2001円だった。同社はパーム油やヤシ油など天然由来の油脂化学品(オレオケミカル)を扱う化学品事業が柱。16年3月期営業利益計画は前期比22%増の2億9000万円。終値は2501円。

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