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【個別銘柄】延期決算発表の東芝テック急騰、CB発行の関電工は安い

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15日の日本株市場で、株価変動材料のあった 銘柄の終値は以下の通り。

  東芝テック(6588):前日比11%高の409円。2月に開示を延期した2015年4-12月期決算を14日に発表、連結純損益は776億円の赤字となった。SBI証券の藤本誠之シニアマーケットアナリストは、9カ月決算が発表できたことで悪材料は出尽くしたとみられ、個人投資家などの買いが入ったようだ、と電話取材で話した。

  OKI(6703):4%高の157円。ゴールドマン・サックス証券は投資判断を「売り」から「中立」に、目標株価を130円から145円に引き上げた。格上げの理由として、総合電機・半導体カバレッジにおける選好順位が最下位グループでなくなったためと説明。また、プリンタ事業の予想引き上げなどで17年3月期の営業利益見通しを185億円から190億円に増額した。

  関電工(1942):5.2%安の791円。21年満期のユーロ円建転換社債型新株予約権付き社債(CB)を海外市場で200億円発行する、と14日に発表。株式の潜在的な希薄化率は8.45%で、1株価値の低下を嫌気する売りが先行した。

  ファナック(6954):2.4%安の1万7975円。SMBC日興証券は投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に、目標株価を1万7000円から1万3000円に引き下げた。アジアにおけるスマートフォン用小型工作機械メーカー向けCNC装置の売上高減少を厳しく見込むことで、17年3月期の営業利益見通しを2052億円から1710億円に下方修正した。

  テンプホールディングス(2181):5.3%高の1550円。ゴールドマンサックス証券の古川直樹アナリストはテンプHDの水田正道社長とのミーティングで、求人需要の底堅さや人材サービス大手企業の価格交渉力の強さを確認した、と15日リポートに記述。来期営業利益も2割増益は可能だとし、投資判断「買い」、目標株価2000円を継続した。

  ジェイテクト(6473):4.7%安の1551円。大和証券は14日、投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」、目標株価を2500円から1500円に下げた。産業用ベアリング需要の減退が内外市場で継続し、自動車関連も中国を除くと全般的に計画に比べ弱含みで推移していると分析。17年3月期の連結営業利益予想を720億円と今期推定比10%弱の減益を想定した。

  正栄食品工業(8079):8.8%高の1421円。15年11月-16年1月期(第1四半期)の連結営業利益は前年同期比2.1倍の14億6200万円だった、と14日に発表。国内で原材料など調達コストの低減に努めたほか、中国でナッツ・シード類の輸出が伸びた。

  リプロセル(4978):7.2%高の459円。再生医療に向けたヒトES/iPS細胞用試薬「bFGF Xeno-Free」の販売を14日から開始した。動物由来の成分を含まないゼノフリータイプの試薬で、動物由来の未知の感染症リスクを避けることができる。

  スリー・ディー・マトリックス(7777):150円(18%)高の992円とストップ高。国立がん研究センターと共同で出願していた同社の界面活性剤ペプチド技術を用いたがん幹細胞の治療など関する特許が日本で成立したと14日に発表。知的財産の今後の収益貢献を見込む買いが入った。

  フュージョンパートナー(4845):10%安の518円。公募増資などで最大15億円を調達する、と14日に発表。インフラ拡充や借入金返済に充当する。

  かどや製油(2612):2.4%高の2944円。16年3月期営業利益予想を12億円から15億円に上方修正すると14日に発表した。期末配当予想は50円から60円に増額する。

  オービス(7827): 100円(16%)高の727円とストップ高。15年11月-16年1月期(第1四半期)の連結営業利益は前年同期比4倍の1億9800万円だった、と14日に発表。木材事業での適正価格販売の徹底、ハウス・エコ事業のハウス部門では繰越工事の大型施工物件が順調に完工した。

  東洋刃物(5964):6%安の724円。REVICパートナーズが運営管理する地域中核企業活性化投資事業有限責任組合を割当先とし、新株発行と転換社債型新株予約権付き社債(CB)の発行で5億6107万円を調達すると14日に発表。潜在的な1株価値の希薄化が嫌気された。調達資金は設備投資などに充当方針。

  富士ソフトサービスビューロ(6188):東証ジャスダックに15日、新規株式公開(IPO)した。初値は、公開価格890円に対し13%高の1010円。同社はコールセンターや顧客企業にIT・運用ノウハウを提供するBPOサービスなどを手掛けている。終値は980。

  富山第一銀行(7184):東証1部に15日、IPOした。初値は、公開価格470円に対し6.4%高の500円。同社は富山県地盤の第2地銀で、15年9月末現在の単体預金総額は1兆851億円。終値は476円。

  ユー・エム・シー・エレクトロニクス(6615):東証1部に15日、IPOした。初値は、公開価格3000円に対し17%安の2480円。同社は電子機器の受託製造サービスを手掛けている。16年3月期営業利益計画は前期比13%増の23億1200万円。終値は2241円。

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