遺体で発見の露大統領元側近、死因は鈍器による頭部損傷-米検視局
Alan Katzプーチン・ロシア大統領の元協力者で閣僚経験もあるミハイル・レシン氏が昨年ワシントンのホテルで遺体で見つかった件について、ワシントンの検視局は10日、鈍器による頭部の損傷が死因だったことを明らかにした。
レシン氏はプーチン政権下でマスコミ担当相、メディア政策担当大統領顧問などを歴任。2014年12月まではロシア有数のメディア企業であるガスプロム・メディアを率いていた。多国語ニュースチャンネル「ロシア・トゥデイ(RT)」の創始者でもある。
同氏は昨年11月、ワシントンのデュポン・サークルにあるホテルで遺体で発見された。ロシア国営ノーボスチ通信は当時、心臓発作が死因だと報じていた。
ワシントンの検視局はレシン氏が頭部のほか首や胴体、腕、脚にも鈍器による打撃を受けていたと警察当局と共同で発表。ただ、どのようにして死に至ったのか結論は出ていないとした。
警察広報のヒュー・カリュー氏は「捜査は鋭意継続中」だと述べたが、それ以上のコメントは控えた。検視局の報道官も発表文以上のコメントはできないと語った。
レシン氏は米国で汚職の疑いがかかっていた。ロジャー・ウィッカー米上院議員は2014年、海外腐敗行為防止法(FCPA)および反マネーロンダリング(資金洗浄)規制違反の疑いがあるとして、レシン氏への捜査を司法省に書簡で要請した。同議員はレシン氏がロサンゼルス地域に約2800万ドル(約32億円)の不動産を購入したことを具体例として挙げていた。
原題:Ex-Putin Aide Who Died in D.C. Said Killed by Blunt Force (1)(抜粋)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE