1日の中国株式市場で、上海総合指数は取引終了前に急反発した。中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を引き下げたことや、製造業購買担当者指数(PMI)が市場予想を下回った中でも人民元が上昇したことが材料視された。

  上海総合指数は前日比1.7%高の2733.17と、1週間ぶりの大幅な上げで終了。前日は2.9%下落していた。CSI300指数は素材やテクノロジーを中心に全10業種が上昇した。

  2月29日の取引終了後の人民銀の声明によると、市中銀行の預金準備率は3月1日に0.5ポイント引き下げられる。中国国家統計局が1日発表した2月の製造業PMIは低下し、7年ぶりの低水準に並んだ。人民元は人民銀の中心レート引き上げを受けて上昇した。

  岡三証券グループの忍足真理シニアストラテジストは、午後遅くの相場急伸について、明確な理由はないとしながらも、予想より悪かったPMIを踏まえると、追加緩和期待が浮上した可能性があるとの見方を示した。

  香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が前日比1.9%高で引けた。ハンセン指数は1.6%高。

原題:China’s Stocks Rebound in Late Trading After Reserve Ratio Cut(抜粋)

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