ブラジルの株価指標であるボベスパ指数は2月29日、世界の主要株価指数の中で最も上昇率が高かった。同国最大の貿易相手国である中国の景気浮揚策で商品輸出企業の業績見通しが高まった。

World Equity Index Rankings
World Equity Index Rankings

  鉄鉱石生産のヴァーレとブラジル石油公社(ペトロブラス)はともに5.9%超上昇。ペトロブラスは中国国家開発銀行から100億ドル(約1兆1300億円)の融資を確保した。利下げ観測が広がる中で、衣料小売りロジャス・レナーが3.7%高。金融緩和が実施されれば、内需に依存する企業に恩恵が及ぶとの見方が広がった。

  ブラジル株は月間で昨年4月以来最大の上昇率を記録。中国人民銀行(中央銀行)は市中銀行に課す預金準備率の引き下げを決め、景気の下支え策を強化した。中国がハードランディングに向かうとの懸念は、ボベスパ指数が今年、2008年以来最悪のスタートとなった要因だった。

  ボベスパ指数は前営業日比2.9%高の42793.86で終了。指数を構成する61銘柄中59銘柄が上昇した。

原題:Brazil’s Stocks Lead World Gains as China Stimulus Buoys Vale(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE