加バリアント:米証券取引委員会の調査対象に-株価大幅安

更新日時
  • 29日は18%下落、新たな調査に関する発表前から下げていた
  • SECの調査はサリックスに関する調査とは関連ない-関係者

カナダの医薬品メーカー、バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルは29日、米証券取引委員会(SEC)から新たな調査を受けていることを公表した。

  同社は発表資料で、昨年10-12月(第4四半期)にSECから召喚状を受け取っており、提出が遅れている年次報告書でいずれ開示する方針だったことを明らかにした。調査の詳細は説明しなかった。

  事情に詳しい関係者1人によると、SECの調査はバリアントに昨年買収された米医薬品会社サリックス・ファーマシューティカルズに関する調査とは関連がない。サリックス関連の調査は以前に開示されている。未公表の情報だとして同関係者は匿名を条件に明らかにした。

  バリアントのウェブサイトに掲載した発表文で、「マサチューセッツ州とニューヨーク南部の連邦検察当局やSEC、議会によるものなどを含め複数の調査を受けていることを確認した」との見解を示した。SECのバーンズ報道官は新たな調査に関してコメントを控えた。

  バリアントの株価は29日のニューヨーク市場で前週末比18%安の65.80ドルで終了。同社の薬品価格値上げや流通システム、会計に関する調査が進む中、株価は昨年8月以来約4分の1近くに値下がりしている。

  29日の市場では、新たな調査に関する発表前からバリアント株は約10%下落していた。同社は前日、従来の業績見通しを取り下げるとともに、29日の予定だった昨年第4四半期の決算発表を延期することを明らかにしたのが嫌気された。同社はまた、重い肺炎のため2カ月間休職していたマイケル・ピアソン最高経営責任者(CEO)の職場復帰も28日に明らかにした。

原題:Valeant Says It’s Under Investigation by SEC, Shares Plunge (2)(抜粋)

(株価とチャートを追加して更新します.)
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