米アップル:FBIへの協力はプライバシーを侵害-下院で議会証言へ

アップルは3月1日に行われる議会証言で、テロ事件の容疑者が使った「iPhone(アイフォーン)」のセキュリティー機能解除で米連邦捜査局(FBI)に協力することは、消費者のプライバシーと安全性を損なうものだとの見解を示す見通しだ。

  アップルの法務責任者ブルース・シュエル氏は米下院司法委員会に提出した証言で、「FBIは当社製品のセキュリティーを弱めるよう要求している」と指摘。「ハッカーやサイバー犯罪者はこの弱みを悪用し、プライバシーや個人の安全性に多大な打撃を与えることも可能だ。国民のプライバシーや安全性において政府介入を許す危険な前例を作ることになる」と主張した。

  昨年12月の米カリフォルニア州サンバーナディーノで起きたテロ事件では14人が死亡した。米裁判所はアップルに対し、実行犯とされるうちの1人が使用していたアイフォーンの暗号解除でFBI捜査への協力を命じたが、アップルは命令に従うことを拒否している。

  FBIからはジェームズ・コミー長官が議会で証言する。

原題:Apple to Tell Congress Complying With U.S. Would Harm Privacy(抜粋)

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