中国株の20%上昇を予想、パニックは収束-テンプルトンのシュ氏

フランクリン・テンプルトン・シーランド・ファンド・マネジメントのシュ・リロン最高投資責任者(CIO) によれば、パニックに陥った投資家による株の売り浴びせで打撃を受けた中国株は最悪期を脱した。

  シュCIOは経済成長のペースが加速し、人民元のボラティリティも低下することから「短期的には」中国株が最大20%値を戻すとみている。同氏が香港でブルームバーグのインタビューに答えたのは中国人民銀が預金準備率を引き下げる2時間ほど前だった。

  同氏はこの日、中国株に買いを入れた。29日の上海総合指数は一時4.6%下落。上海での20カ国・地域(G20)財務相 ・中央銀行総裁会議では具体的な成長支援策が打ち出されず、一部の投資家の間で失望感が広がった。上海総合指数は年初から24%下落、世界の株価指数93種の中で最も下げている。中国の景気が一段と減速し、資本流出の加速や企業利益が損なわれるとの懸念が背景にある。

  シュ氏は「投資家は過度にパニックに陥っている」と指摘した上で、「1-3年先の見通しで中国経済とA株市場に対しては依然としてかなり強気な見方を維持している。景気は上半期中に底を脱し、人民元も安定するだろう」と述べた。

  中国人民銀は29日、預金準備率を0.5ポイント引き下げるとウェブサイトで発表した。引き下げ後の預金準備率は3月1日から適用となる。

原題:Templeton’s Man in China Predicts 20% Stock Rally as Panic Fades(抜粋)

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