29日のインド株式相場は値動きの荒い展開後、下落した。ジャイトリー財務相が発表した予算案の中で明らかになった税制改正案が失望を呼び、売りが優勢となった。指標のS&P・BSEセンセックスは月間ベースでは約4年ぶりの大幅安。

  インド石油ガス公社(ONGC)は10%急落、インド石油も売られた。国内産原油に20%課税する政府案が売り材料。自動車と宝飾品が対象の課税案を嫌気し、マルチ・スズキ・インディアとチタンも安い。発電機メーカーのバーラト重電機は約10年ぶりの安値まで沈んだ。

  センセックスは前週末比0.7%安の23002で終了。政府は新年度の財政赤字を対国内総生産(GDP)比で3.5%に縮小させる計画を堅持したため、インド準備銀行(中央銀行)が追加利下げに踏み切るとの観測が広がったが、このプラス効果は高所得者の配当や株式オプション取引への課税をそれぞれ引き上げる案が明らかになって打ち消された。

  センセックスは月間ベースでは7.5%安と、2011年11月以来の大幅下落。新興資産を敬遠する動きで海外勢によるインド株売買動向は年初来で25億ドルの売り越しとなっている。

原題:Indian Stocks Cap Worst Month Since 2011 Amid Budget’s Tax Plans(抜粋)

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