勝俣元会長ら東電旧経営陣3人を強制起訴-業務上過失致死傷罪

東京電力の勝俣恒久元会長、武藤栄元副社長、武黒一郎元副社長の3人は29日、業務上過失致死傷罪で在宅のまま強制起訴された。東京地方裁判所の関係者が明らかにした。

  福島第一原子力発電所の事故に対する旧経営陣の刑事責任をめぐっては、2度にわたって不起訴とした東京地方検察庁の判断を有権者11人で構成される東京第5検察審査会が覆し、強制起訴となっていた。この判断を受けて裁判所に選ばれた検察役を担う指定弁護士が29日に起訴に踏み切った。

  同審査会は2015年7月、津波で重大事故が発生するのを未然に防止するための業務上の注意義務を怠ったことや、炉心損傷による水素爆発で住民を被ばくさせたほか、周辺病院に入院させていた患者を死亡させたとし、「起訴すべき」と議決していた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE