【FRB要人発言録】金融政策軌道は予想より低下へ-理事

22日から28日までの米連邦準備制度理事会 (FRB)要人の主な発言は以下の通り(記事全文は発言者の氏名をク リックしてください)。

<2月26日> ブレイナードFRB理事(ニューヨークで講演):データが示す動向に 合わせて金融政策を調整しているが、外国の景気減速による影響が顕著 になっている点と、低下している中立金利を併せて考えた場合、米国の 金融政策軌道は多くの人が予想していたものと比べて低くなる可能性が ある。

パウエルFRB理事(ニューヨークで講演):時折、ドット・プロット とFOMC会合後の声明は相反するシグナルを送っているようだ。私の 見解では、ドット・プロットは総じて、市場参加者そしてFOMCにと って有益だ。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(ニューヨークでの講演): 明確なフォワードガイダンスはゼロ金利制約のない状況では恐らく効果 がないが、ゼロ金利制約に再び縛られる状況になった場合には効果的で あると確認されている。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(ニューヨークでの質疑応答 で):ゼロ金利制約はゼロではない、それは分かっている。

メスター・クリーブランド連銀総裁(ニューヨークでのインタビュ ー):3月に政策金利を引き上げるかどうかは、データと他のメンバー の見解次第だ。私自身の予想、そしてその予想に関連したリスクに基づ くと、緩やかな利上げが望ましいというわれわれの見方は変わらないと 思われる。

<2月25日> ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁(ニューヨー クで講演):米経済には金融政策による穏やかな後押しが必要。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(ニューヨークで記者団に対 し):FOMCは世界成長・物価トレンドを考慮する必要。

ロックハート・アトランタ連銀総裁(アトランタで行われたバンキング に関する会議で講演):バンカーは約10年ぶりに金利上昇局面で操業す る可能性に直面している。金利の上昇は純金利マージンやリスクの管理 で課題を生み出すだろう。

ブラード・セントルイス連銀総裁(CNBCとのインタビュー):利上 げ回数を予想するのは避けたい。

ブラード・セントルイス連銀総裁(CNBCのインタビュー):1月の CPIコア指数が2.2%上昇したことについて、物価の伸びが加速する とのFOMCの予測が妥当であることを裏付けた。

<2月24日> カプラン・ダラス連銀総裁(ダラスで講演後、記者団に発言): (FOMCによる政策措置の検討について)現在ある利点の1つは時間 だ。私はもっと時間をかけたいと思う。

カプラン・ダラス連銀総裁(ダラスで講演後に記者団と質疑応答):( 政策金利の道筋に)既定の予定表を想定していない。

カプラン・ダラス連銀総裁(ダラスでのイベントで):次の行動に出る 前に辛抱強くなることを望む。

ブラード・セントルイス連銀総裁(ニューヨークのイベントで講演): 市場ベースのインフレ期待低下の環境で正常化戦略を継続するのは賢明 でないと思う。

ブラード・セントルイス連銀総裁(NYで講演後に聴衆の質問に回 答):米経済が悪化した場合には、マイナス金利よりも量的緩和やフォ ワードガイダンスなどの手段を用いる可能性が強い。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ボルティモアで講演後、聴衆の質問 に回答):金利見通しを変える強い根拠はない。

<2月23日> フィッシャーFRB副議長(テキサス州ヒューストンで講演):2016年 の最初の7週間の市場ボラティリティ(変動性)拡大の影響を判断する のはなお時期尚早だ。

フィッシャーFRB副議長(講演後に聴衆の質問に回答):石油価格下 落が個人消費を支えている。

カプラン・ダラス連銀総裁(英紙フィナンシャル・タイムズとのインタ ビュー):インフレ目標達成へさらなる辛抱が必要に。

カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁(ミネソタ州ブルーミントンで開か れた質疑応答で):1月声明の時点での最新の経済見通しは緩やかな経 済成長というものだ。

ジョージ・カンザスシティー連銀総裁(ブルームバーグのラジオインタ ビュー):強いドルは製造業の逆風に。

ジョージ・カンザスシティー連銀総裁(ブルームバーグとのラジオイン タビュー):データは昨年12月以降、基本的な見通しの変化を示唆して いない。

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