欧州株(26日):続伸、決算を好感-追加刺激策の観測も追い風

  • ストックス600指数は週間ベースで1.6%上昇
  • 英銀RBSは値下がり-復配時期が遅れるとの見通しで

26日の欧州株式相場は上昇。指標のストックス欧州600指数は続伸となった。企業決算が好感されたほか、主要中央銀行が追加刺激策を打ち出すとの観測も手掛かり。

  イタリアの石油会社ENIは5.1%上昇。同社の探査・生産部門の業績が予想を上回ったのに加え、生産量が5年ぶり高水準に増えたことが買い材料。ドイツの化学品メーカー、BASFは3%値上がり。増配方針が好感された。スペインの風力タービンメーカー、ガメサ・コルポラシオン・テクノロヒカは5.8%上昇。好調な売り上げを理由に、利益目標の達成時期を2016年に1年前倒しする方針を示した。

   ストックス600指数は前日比1.5%高の331.54で終了。商品高を背景に、鉱業株とエネルギー株の上げが目立った。同指数はこの日2.1%高から約0.9%高に伸びが鈍化する場面もあったが、ドイツのインフレ統計発表後は再び加速。ドイツとフランス、スペインの2月のインフレ率はいずれも市場予想に届かず、欧州中央銀行(ECB)が刺激策を拡大する根拠が強まった。

  ルツェルン州立銀行(スイス)のトレーダー、ベンノ・ガリカー氏は「政策絡みのイベントが多数予定され、追加刺激策が打ち出される確率もかなり高いことから、相場は一段高となり得る」と発言。「ひどい状況だった24日の後に売りが膨らむ可能性があったが、相場が大きく戻したことはこうしたイベントに向けて期待が幾分高まりつつあることを示す」と語った。

  中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁はこの日、中国当局には景気刺激に向けさらなる緩和余地があると述べた。ECBは3月10日に金融政策を決定する。

  ギリシャのアテネ総合指数は4.8%高と、この日の西欧市場の主要株価指数の中で上昇率が首位だった。ユーロバンク・エルガシアスとアルファ銀行がそれぞれ14%急伸した。

  個別銘柄では、英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)が7.1%の大幅安。8年連続で通期赤字となった同行は、復配が当初の計画よりも遅れるとの見通しも示した。英ブリティッシュ・エアウェイズの親会社であるIAGは3.1%下げた。通期利益がアナリスト予想の上限に届かなかった。

原題:European Stocks Advance on Results, Further Stimulus Speculation(抜粋)

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