ユーロ圏:2月の景況感、昨年6月来の低水準-2カ月連続で悪化

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  • 2月の景況感指数は103.8に低下-1月は105.1に改定
  • 世界的リスクに対応しECBが新たな刺激策を打ち出す可能性も

ユーロ圏の2月の景況感指数は2カ月連続の低下となった。欧州中央銀行(ECB)が刺激策を拡大する根拠が強まった。

  欧州連合(EU)の欧州委員会が26日発表した2月のユーロ圏景況感指数は103.8と、1月の105.1(改定値)を下回り、昨年6月以来の低水準となった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では中央値で104.3への低下が見込まれていた。

  商品安や世界経済への懸念を背景に、ECBのドラギ総裁は景気回復を持続させインフレ率を押し上げるために、3月にも金融政策を再調整する用意があると表明している。インフレ率は現在ゼロ付近で推移。ECBが目安とする2%弱を大きく下回るこの水準で定着してしまう恐れがある。

  発表によると、消費者信頼感指数はマイナス8.8と、1月のマイナス6.3から低下。サービス業景況感指数は10.6と、前月の11.5(改定値)を下回った。小売業と鉱工業の景況感も悪化した。

  3月9、10両日の政策委員会でECBが取り得る選択肢は、現行600億ユーロの月間資産購入額の拡大やマイナス圏にある中銀預金金利のさらなる引き下げ。新たな措置の導入もあり得る。

原題:Euro-Area Economic Confidence Declines to Lowest Since June(抜粋)

(3段落目以降に詳細など新規情報を追加して更新します.)
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