ドイツ銀、指標金利操作やモンテ・パスキめぐる独監督当局の調査終了

  • BaFin、LIBORや貴金属取引の調査を終える
  • 為替レート操作やロシア業務に関する調査はなお継続

ドイツ銀行は指標金利操作やイタリアの銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ、貴金属取引などに関する複数の案件について、ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)が同行の調査を終了したことを明らかにした。

  ドイツ銀が25日、電子メールで配布した資料によると、BaFinは既に対応策が導入済みであると認め、追加措置は同行の判断で実施することになると決定した。BaFinは同行のほか、取締役会の旧および現役メンバーに対しさらなる措置を講じる必要はないとの立場だという。

  ユルゲン・フィッチェン共同最高経営責任者(CEO)は発表資料で「これら特別な調査が終了し、継続している監督上の調査もかなりの部分が完了したことを嬉しく思う」とコメントした。

  米国と英国の監督当局は昨年4月、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)など指標金利の不正操作で過去最大となる25億ドル(現在のレートで約2800億円)の制裁金をドイツ銀に科した。この問題で世界的に銀行業界に対する信頼が揺らぎ、同行では上級幹部の退社につながった。ただ住宅ローン担保証券(MBS)の不適切な販売や為替レート操作、ロシア業務に関する疑わしい取引については同行に対する調査が続いている。

原題:Deutsche Bank Says German Regulator Closes Several Audits (1)(抜粋)

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