アジアのヘッジファンドを相次ぎ閉鎖-米ラザードと豪AMP

  • ラザードは11億円の「アジア・エクイティ・ストラテジー」を閉鎖
  • AMPは「アジア・クオンツ・ファンド」を閉鎖-チームが退社で

金融会社ラザードの資産運用部門ラザード・アセット・マネジメントとオーストラリアの資産運用会社AMPキャピタルは最近、アジアを中心に投資するヘッジファンドを閉鎖した。

  ラザードは980万ドル(約11億円)の「ラザード・アジア(日本を除く)エクイティ・ストラテジー」を閉鎖したほか、シンガポール在勤のポートフォリオマネジャーが退職したと、電子メールで明らかにした。一方、AMPも約1億400万ドルの「AMPキャピタル・アジア・クオンツ・ファンド」を閉鎖。電子メールによると、同戦略に集中するチームが昨年12月に退社したことに伴う動きだという。

  ヘッジファンド運営事業は厳しさを増しており、相場変動でリターンが損なわれている上に、規制強化で資産運用会社のコストが増加している。また、投資家は運用成績上位の大規模な運用会社に資金をシフトしており、多数の比較的小規模の会社の事業撤退につながっている。ユーリカヘッジのデータによると、昨年は世界で800本余りのヘッジファンドが閉鎖された。

  シンガポールに拠点を置く人材会社プリンシパル・パートナーズのマネジングディレクター、ウィル・タン氏は「特にアジアではヘッジファンドの競争が激しさを増し、資金調達が一段と困難になっている」と指摘した。

原題:Lazard, AMP Shutter Asian Hedge Funds in Rising Wave of Closures(抜粋)

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